篠田刃物は誕生し90年となります。

当社のはじまりは「第二次世界大戦」の最中、初代が刀匠の元で刀鍛冶として修行をしたのち、刀鍛冶として事業を開始いたしました。

戦後になると刀鍛冶としてしての需要は減り、切出小刀作りへと移行していくこととなります。

刃物メーカーの下請けとしてフルーツナイフ製造を主として始めていきます。

世界的大手企業も含め15社以上、お取引をはじめます。

他社ではなかなか取り扱いの無い「包丁鞘」の製造を始めます。

鞘があることで包丁の持ち運びの際、刃を傷つけず、かつ安全に運ぶことができます。

当社の強みとして企業様と長くお取引を続けていただける要因となっております。

そして現在、4代目へと代が移り、新たに包丁鞘のスペシャリストとして包丁鞘にも力を入れております。当社の鞘は、自社ブランド「和ざや」として質の髙い主に浮世絵等の柄をしたプリントした鞘となっております。包丁鞘の技術を持つ当社だからこそ「関の刃物」ブランドに見劣りすることのない包丁鞘であることを表しています。

篠田刃物はこれからも「次世代に繋いでいくものづくりを大切にする」という理念を念頭におき、
時代の流れに沿っていける企業としてさらに成長をつづけていきます。